幼稚園で園児や教職員の新型コロナウイルスの感染が確認された場合の対応ガイドライン(2021年9月1日改訂)

 新型コロナウイルス感染症は、全国的に感染者数の急激な増加が見られています。子どもの感染者も増えており、集団の場におけるクラスターの報告も多くなり、子ども達の命を守るということがよりいっそう重要となっています。一方で、お子さん達の遊びからの育ちを大切にし、可能な範囲で通常の日常生活を続けることもお子さんの成長や発達には欠かせないことです。
 可能な限りの感染対策を行った上で保育を行いますが、ご自分のお子さんの健康がご家庭の健康につながり、さらに他のお子さんの健康にもつながるということに留意し、しっかりとこのガイドラインをよくお読みください。

1.幼稚園で感染が確認された場合の対応

 幼稚園で園児や教職員の感染者が確認された場合は、感染した園児について出席停止の措置をとるほか、感染者が教職員である場合は出勤させません。また、園児や教職員が濃厚接触者と判定された場合にも、同様の措置をとります。

2.濃厚接触者等の特定について

 園児や教職員の感染が判明した場合に、感染者本人への行動履歴等のヒアリングや濃厚接触者等の特定等のための調査は、通常、保健所が行いますが、緊急事態宣言対象地域、又はまん延防止等重点措置区域における幼稚園においては、保健所が示す一定の基準に基づく濃厚接触者やその周辺の検査対象者となる者(以下「濃厚接触者等」という)の特定のため、園内の濃厚接触者等の候補者リストの作成に協力いたします。

【濃厚接触者の特定の協力について】

 厚生労働省では、必要な行政検査が迅速に行われることを目的として、緊急事態宣言対象地域、又はまん延防止等重点措置区域であって、保健所業務の逼迫等により積極的疫学調査を行うことが困難である場合、これら地域に指定されている期間中に限り、濃厚接触者の特定を含む疫学調査の実施について、保健所自らが聞き取りによりその範囲の特定を行わずとも、陽性者が確認された幼稚園が、保健所業務の補助として、本人の同意を得た上で一定の基準に基づき濃厚接触者等の候補範囲を特定し、濃厚接触者等の候補者リストを保健所に提示することにより、保健所が適切と認定した場合(範囲)において、行政検査として必要な検査を実施することも可能であることを示しています。
 当園では、感染者が発生した際には、保健所に相談するなど保健所とよく連携をとり、一定の基準に基づく濃厚接触者等の特定や検査機関への検査依頼等にできる限り協力いたします。
 なお、濃厚接触者等の候補者リストを作成、提示する場合には、感染者を含め、園児のプライバシーに配慮いたします。

〈濃厚接触者の候補の考え方〉

 園内の濃厚接触者等の候補の範囲は、感染者の感染可能期間(発症2日前(無症状者の場合は陽性確定に係る検体採取日の2日前)から退院または療養解除の基準を満たすまでの期間)のうち当該感染者が入院、宿泊療養又は自宅療養を開始するまでの期間において以下の①又は②いずれかに該当する園児及び教職員とします。

①濃厚接触者の候補

  • 感染者と同居又は長時間の接触があった者
  • 適切な感染防護なしに感染者を看護もしくは介護していた者
  • 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば等)に直接触れた可能性の高い者(1メートル以内の距離で互いにマスクなしで会話が交わされた場合は、時間の長さを問わずに濃厚接触者に該当する場合がある)
  • 手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なし(※)で、感染者と15分以上の接触があった者(例えば、感染者と会話していた者)

※必要な感染予防策については、マスクを着用していたかのみならず、いわゆる鼻出しマスクや 顎マスク等、マスクの着用が不適切な状態ではなかったかについても確認する。

②濃厚接触者周辺の検査対象となる者の候補

  • 感染者からの物理的な距離が近い、又は物理的な距離が離れていても接触頻度が高い者(感染者と同学年の園児等)
  • 大声を出す活動、呼気が激しくなるような運動を共にした者
  • 感染者と食事の場や洗面の場を共有する生活を送っている者
  • その他、感染対策が不十分な環境で感染者と接触した者

※幼稚園において上記①②の候補の速やかな特定が困難な場合は、判明した感染者が1人でも、感染状況によっては、原則として当該感染者が属する学級等全ての者を検査対象の候補とすることが考えられる。

3.出席停止の措置及び臨時休業の判断について

 幼稚園において感染者が発生した場合に、幼稚園の全部または一部の臨時休業を行う必要性については、通常、保健所の調査や学校医の助言等を踏まえて園長が判断することとなります。

【臨時休業の範囲や条件の例】

 幼稚園で家庭内感染ではない感染者が発生した時など、園内で感染が広がっている可能性が考えられる場合には、当該感染者等を出席停止とするとともに、園医と相談し、以下のとおり臨時休業を検討します。

 まず、濃厚接触者の特定及びその検査結果が判明し全体像が把握できるまでの期間、及び園舎内の清掃消毒等に要する期間(全体として概ね数日~1週間程度)、臨時休業を行います。なお、ばく露から症状発症まで、最大14日、多くは5日と長いため、既に感染が顕在化した時点で臨時休業を行ったとしても、感染の拡大がさらに広がる可能性があります。
 その上で、把握された全体像の状況によって、感染が拡大している可能性がある場合においては、学級あるいは学年閉鎖、幼稚園全体の臨時休業を検討いたします。

【学級あるいは学年閉鎖、幼稚園全体の臨時休業】

  • 以下のいずれかの状況に該当し、学級あるいは学年、幼稚園に感染が広がっている可能性が高い場合に実施する。
    1. 同一の学級、学年において複数の園児等の感染が判明した場合
    2. 感染が確認された者が1名であっても、周囲に未診断の風邪等の症状を有する者が複数いる場合
    3. 1名の感染者が判明し、複数の濃厚接触者が存在する場合
    4. その他、園長が必要と判断した場合(※ただし、幼稚園に2週間以上来ていない者の発症は除く)
  • 学級あるいは学年閉鎖、幼稚園の臨時休業の期間としては、5~7日を目安に、感染の把握状況、感染の拡大状況、児童生徒等への影響等を踏まえて判断する。

4.音羽幼稚園での具体的な取り組み

 健康観察票を忘れた場合、お子さんをお預かりできませんので、必ず持ってきてください。幼児の体温は、36度5分~37度4分が生理的範囲と言われ、37度5分未満の熱は『発熱』ではありませんが、当園ではもしものことを考え、37度3分以上の方は登園を控えてください。 また、咳・鼻水・頭痛・咽頭痛・下痢等、風邪症状が見られる場合も、登園を控えてください。登園後にそれらの症状が見られた場合、すぐにご家庭に連絡しますので、お迎えにいらしてください。

 お子さんの様子がいつもと違う場合も無理せずに登園を控え、一日ゆっくりとお子さまの様子を見てください。お子さんと同居しているご家族に体調の悪い方がいらっしゃる場合も、登園をお控えください。

  1. 登園・降園方法
    • 正門からの通常通りの登園としますが、周囲との距離を取り、マスクをしていても会話はお控えください。正門で体温を測ります。
    • 降園時は門を分散します。なるべくお子さんが密にならないよう配慮したものです。時間を守ってお迎えにいらしてください。
  2. 状況に応じた分散保育(床面積当たりの人口密度を下げるため)
  3. 手指の消毒(アルコール及び次亜塩素酸ナトリウム)
  4. マスクの着用
    • マスクは室内では必ず着用します。園庭では気温や状況に応じて着脱します。
    • できるだけ、不織布マスクにしてください。
    • 一度外したマスクは再使用しません。毎日、予備のマスクを多めに入れておいてください。
    • 教職員は常時マスクを着用します。
    • 保護者の方もマスクの着用をお願いします。
  5. 手洗い(登園時やお弁当前、外遊びやトイレの後など、手洗いは丁寧に行います)
  6. 保育室の換気(常時、窓・ドアを開放し、換気をします)
  7. 保育室の二酸化炭素濃度の測定
  8. 保育室・遊具の消毒
  9. お弁当については、保育室・園庭及び遊戯室で距離をとって食べます。
  10. 教職員の健康チェック(園児と同じように、教職員も毎日の検温・健康チェックを行います)

本ガイドラインは、今後の状況等を踏まえながら、必要に応じて変更する場合がありますのでご了承ください。

2021年度たんぽぽ組(未就園児クラス)募集について

コロナウイルス感染症拡大により、たんぽぽぐみの開始の目途が立ちません。
当面の間、実施を見合わせます。